■日 時
  2016年2月23日(火) 18:40(5分前までに集合下さい)

■テーマ
  地形図でたどる東京の私鉄発達史

■講師
  今尾恵介(いまお・けいすけ)氏
  1959(昭和34)年生れ、横浜市出身。地図研究家、フリーライター。
  明治大学 文学部 中退。
  雑誌編集者を経て、91(平成3)年より鉄道や地図に関する執筆に従事。
  (一財)日本地図センター 客員研究員。
  日本地図学会 評議員、「地図と地名」専門部会 主査。
  鉄道・地図・地名に関する著書多数。

今回の講師は、地図研究家の今尾恵介氏です。中学生の頃から国土地理院の地形図や時刻表を愛読し、今となってはこの分野のスペシャリストになった方です。

今尾氏は「地形図からはニッポンの過去、現在、未来が透けて見える。」と言います。

『地形図でたどる鉄道史(東日本編・西日本編)』『路面電車-未来型都市交通への提言』その他、多数を執筆され、監修をされた『日本鉄道旅行地図帳』全12号(新潮社)は累計150万部を突破するヒット作です。

最新著として1月6日に『地名の楽しみ』(ちくまプリマー新書)が出版され、さらに2月27日に『地図で解明!  東京の鉄道発達史』(JTBパブリッシング)が出版されます。

今回ご参加の方の特典として、『地名の楽しみ』と『地図で解明! 東京の鉄道発達史』の購入を事前申込み下されば、著者サイン入りの上、それぞれ消費税込み定価929円を500円、1,404円を1,000円の特価にてお分けします。

以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。

首都圏の私鉄の出自はさまざまです。寺社参拝の足として設立された京急や京成をはじめ、両毛の生糸や絹織物を輸出するのが主目的だった東武、砂利運搬が大きな比重を占めた相鉄、そして「田園都市」住民の足として始まった東急など。

その後、各社とも時代の進展につれてそれぞれの変貌を遂げました。明治の黎明期に始まり、第一次大戦後にサラリーマン層が急増した大正期、昭和戦前の観光の時代から戦時体制を経て高度成長期、そして成熟期を迎えた今日にまで至りました。時代を先導し、時には振り回され、また急増する乗客を見事にさばいてきた私鉄の姿を、地形図を軸に見ていきたいと思います。

■場 所
  会場は豊島区立生活産業プラザ5階 501会議室(池袋駅東口徒歩7分)です。

■タイムテーブル
  18:40~19:20 講師による講義
  19:20~19:45 参加者の自己紹介
  19:45~19:50 休憩(軽食を用意)
  19:50~20:40 Q&A+フリーディスカッション
  20:40~21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)

■参加対象者
  職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方

■参加費
  社会人3,000円、学生1,000円、懇親会1,000円(希望者)

■「交通ビジネス塾」とは?
  交通分野の第一人者をゲスト講師としてお招きした勉強会で、ほぼ月に1回のペースで開催しています。交通問題の解決を志す同志の出会いの場、交通ビジネスが生まれる場、人材育成の場となることを目指しています。

■お申込み
  以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
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質問 など:(当日、印刷・配布します)
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