■日 時
  2016年5月30日(月) 18:40(5分前までに集合下さい)

■テーマ
  鉄道は事故からの学びで発展する

■講師
  鉄道技術コンサルタント、金沢工業大学 客員教授
  永瀬和彦(ながせ・かずひこ)氏
  1938(昭和13)年、東京都生まれ
  62(昭和37)年、慶応義塾大学 工学部 機械工学科卒、国鉄入社
  車両設計事務所、鉄道技術研究所を経て、鉄道総合技術研究所
  90(平成2)年、金沢工業大学 機械工学科 教授、2009年、客員教授
  その間、JR西日本 技術顧問等を歴任
  専門は鉄道車両の制御、レールと車輪の接触現象、鉄道事故の防止策など

今回の講師は、鉄道技術コンサルタント、金沢工業大学 客員教授の永瀬和彦氏です。

永瀬氏は、国鉄での車両設計、研究所での車両制御の研究・開発、大学での教育・研究に基づき、長年のご経験と知見をホームページにまとめられています。

「鉄道を斬る!」には、鉄道の事故・災害・現場業務に関わる論考が32件掲載されています。

「研究調査活動」には、実践的な活動11件がまとめられています。

「主な研究発表」には、「学術論文」「研究発表・講演」「評論及び著述」が、鉄道事故・鉄道基礎技術・輸送・車両・ディーゼル機関・海外鉄道・鉄道評論・その他に分けて整理されています。

これだけの50年以上に渡るご経験と蓄積された知見を、前半では40分弱に凝縮してお話下さり、後半及び懇親会ではフリーディスカッションを重ねます。

以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。

鉄道の歴史を紐解くと、起きた事故に対して原因を解明し、それに対する有効な対策を模索し、それを実直に実施することにより、一歩ずつ安全性と信頼性を高めてきました。その積み重ねの上に今日の鉄道があり、まさに「鉄道は事故からの学びで発展」しました。

しかし、逆説的に捉えると、原因が充分には解明できなかった、あるいは、容易に実施できる対策が見出されなかった事故については、現在でも安全性や信頼性の観点から問題が残されており、それを解決することは鉄道をさらに発展させることになるわけです。

今回は、有効な対策を見出せた事故とともに、逆説的な事象も事例に挙げ、今後、鉄道の安全性や信頼性を一層高め得ることをお話します。

■場 所
  豊島区立生活産業プラザ5階 501会議室(池袋駅東口徒歩7分)

■タイムテーブル
  18:40~19:20 講師による講義
  19:20~19:45 参加者の自己紹介
  19:45~19:50 休憩(軽食を用意)
  19:50~20:40 Q&A+フリーディスカッション
  20:40~21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)

■参加対象者
  職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方

■参加費
  社会人3,000円、学生1,000円、懇親会1,000円(希望者)

■「交通ビジネス塾」とは?
  交通分野の第一人者をゲスト講師としてお招きした勉強会で、ほぼ月に1回のペースで開催しています。交通問題の解決を志す同志の出会いの場、交通ビジネスが生まれる場、人材育成の場となることを目指しています。

■お申込み
  以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
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質問 など:(当日、印刷・配布します)