以下により開催しますので、ご参加(どなたもお立場は個人です)をお待ちしております。遠方やご都合の合わない方のために、当日資料の印刷物を参加費の半額(今回は本代を除いた1,500円、本を希望の方は+500円)にてお分けします。ご希望の方はお知らせ下さい。前回までの開催案内等はこちらをご覧下さい。
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第116回「交通ビジネス塾」
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■日 時
2018年11月5日(月) 18:40(5分前までに集合下さい)
■テーマ
FDA(フジドリームエアラインズ)の挑戦
■講師
鈴与ホールディングス(株) フェロー
内山拓郎(うちやま・たくろう)氏
1942(昭和17)年、兵庫県生れ
67(昭和42)年、京都大学 法学部卒、日本郵船(株)入社
84(昭和59)年、日本貨物航空(株)出向、大阪営業所長
2003(平成15)年、社長、07(平成19)年、副会長
08(平成20)年、鈴与入社、(株)フジドリームエアラインズ 特別顧問
副社長、副会長、相談役を経て18(平成30)年に退職し現職
今回の講師は、鈴与ホールディングス(株) フェローの内山拓郎氏です。鈴与は1801年創業の老舗企業で、物流、建設、食品、航空、地域開発事業などを営みます。リージョナル航空事業を担うFDAは、第8代鈴木与平氏の思いにより生れました。2009年の日経ビジネスのインタビュー記事では、以下のような特徴的なビジネスモデルが語られています。
・大手航空会社が飛ばない地方と地方を結ぶ
・地方・地方路線で採算を取りやすい76~84人乗り
・乗り心地を重視してプロペラ機でなくジェット機
・「ロー・コスト」は徹底するが「ロー・プライス」にはしない
内山氏は、鈴木氏の意を受け、FDAの立上げ期から経営が順調になるまでの10年間に陣頭指揮を取りました。それ以前は、日本郵船での17年間の海運事業の経験を経た後、日本貨物航空の立上げ期から経営が順調になるまでの24年間に携わりました。その間の海運・航空事業のサービス・技術・経営に渡る様々なご経験は『空に道あり その道を進む』(中部経済新聞社)にまとめられています。
現在のFDAは、静岡・名古屋・松本空港を拠点に他の航空会社と競合しない地方都市間を結び、創業以来の経営方針を守っています。
以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。
FDAは、2009(平成21)年に、「地方と地方を結ぶ」というコンセプトで、静岡空港より運行開始した日本唯一の「地方・地方」路線専門の航空会社です。
地方航空路線の数は2007年の56から2017年には37となり、旅客数も減っています。減少の大きな理由は、新幹線が各地に開通したことや、種々の理由で大手エアラインが撤退したことです。しかし、地方航空路線はその地方にとっては重要な役割があります。地方航空路線の存在がその地方の産業・観光や生活を支える大きな役割を担っており、地方活性化のためには不可欠な存在です。
そのような地方航空路線を維持することは大変で、航空会社だけの努力では限界があり、地方の皆様の協力が不可欠です。FDAがどのようにして、大手が撤退した地方・地方路線を開始・維持発展させてきたかを、その歴史を通じてご紹介します。
■場 所
IKE・Bizとしま産業振興プラザ 6階 第3会議室(池袋駅西口徒歩7分)
■タイムテーブル
18:40~19:20 講師による講義
19:20~19:45 参加者の自己紹介
19:45~19:50 休憩(軽食を用意)
19:50~20:40 Q&A+フリーディスカッション
20:40~21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)
■参加対象者
職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方
■参加費
社会人3,500円、学生1,500円、懇親会1,000円(希望者)
通常回より500円割増とし『空に道あり その道を進む』(864円)を配布
■「交通ビジネス塾」とは?
交通分野の第一人者をゲスト講師としてお招きした勉強会で、ほぼ月に1回
のペースで開催しています。交通問題の解決を志す同志の出会いの場、交通
ビジネスが生まれる場、人材育成の場となることを目指しています。
■お申込み
以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
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質問 など:(当日、印刷・配布します)