ご参加(どなたもお立場は個人です)をお待ちしております。遠方やご都合の合わない方のために、当日資料の印刷物を参加費の半額にてお分けします。ご希望の方はお知らせ下さい。前回までの開催案内等はこちらをご覧下さい。
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第117回「交通ビジネス塾」
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■日 時
2019年1月21日(月) 18:40(5分前までに集合下さい)
■テーマ
鉄道の計画運休とBCP(業務継続計画)
■講師
(N)おいしいローカル線をつくる会 理事長、前いすみ鉄道 代表取締役社長
鳥塚 亮(とりづか・あきら)氏
1960(昭和35)年、東京都生れ
85(昭和60)年、明治大学 商学部卒
87(昭和62)年、大韓航空入社
91(平成3)年、ブリティッシュエアウエイズ入社
2003(平成15)年、旅客運航部長
09(平成21)年、いすみ鉄道(株) 代表取締役社長
18(平成30)年、同社退任、いすみ大使就任、
(N)おいしいローカル線をつくる会 理事長
著書:
いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略
ローカル線で地域を元気にする方法 いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論
今回の講師は、(N)おいしいローカル線をつくる会 理事長、前いすみ鉄道(株) 代表取締役社長の鳥塚 亮氏です。
鳥塚氏は、いすみ鉄道の社長就任2ヶ月後から退任までほぼ毎日、「いすみ鉄道 社長ブログ」を書いていました。PC版では右側にJuly 2018からSeptember 2009までずらっと並んでいます。
退任後はほぼ毎日、「いすみ鉄道 前社長 鳥塚亮のブログ」を書かれています。
【Yahoo!ニュース 個人】にも9月から寄稿を始め、現時点で16件です。
10月に書かれた「JRの一斉運休に見る日本のお寒いBCP事情」と同【続】は、計画運休の現状の課題を鋭く指摘しています。
今回は、上記のお話をお願いし、参加の皆様とともに計画運休のあるべき姿を議論する場にします。以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。
日本にはいろいろな交通機関があり、私は航空会社と鉄道会社の両方に幹部として勤務経験がありますが、両方の業界を経験してみると面白いことを発見します。航空会社で当り前に行われていることが鉄道会社では全く行われていない、あるいは、鉄道会社では常識になっていることでも航空会社では全く考えられていないことがあります。
同じ公共交通機関なのに、どうしてかと言うと、それぞれの文化の成立ちが違うからです。発展の時代や経緯がそれぞれ異なるから、考え方も違い、それが文化として定着していて、業界の人たちはそれぞれ自分たちが正しいと思っているわけです。
ところが、お客様にとってはそんなことはどうでも良くて、快適で利用しやすいシステムを求めているのが本音ですから、お客様不在なんですね。つまり、良いシステムであれば、それをお互いに取入れていくべきです。
一般論として鉄道と航空を比べると、カスタマー・ハンドリングや様々なシステムなどで、航空の方が先進的で時代に合ったサービスを展開しています。その理由は、航空業界は常に世界の潮流にさらされ、世界の流れに合せないと自分たちのビジネスが展開できない環境に置かれているからです。これに対して、鉄道は国内だけの世界で、競争相手も外国は全く関係ありません。そういう中で150年近くやってきて、自分たちが蓄積してきたサービスや安全性が最高のものだと業界全体が信じているのです。
それが良い方向に現れればよいのですが、いつもそうとは限りません。そろそろ、鉄道会社に気付いていただかなければならないことが沢山あるのではないでしょうか。
■場 所
IKE・Bizとしま産業振興プラザ 6階 第3会議室(池袋駅西口徒歩7分)
■タイムテーブル
18:40~19:20 講師による講義
19:20~19:45 参加者の自己紹介
19:45~19:50 休憩(軽食を用意)
19:50~20:40 Q&A+フリーディスカッション
20:40~21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)
■参加対象者
職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方
■参加費
社会人3,000円、学生1,000円、懇親会1,000円(希望者)
■「交通ビジネス塾」とは?
交通分野の第一人者をゲスト講師としてお招きした勉強会で、ほぼ月に1回
のペースで開催しています。交通問題の解決を志す同志の出会いの場、交通
ビジネスが生まれる場、人材育成の場となることを目指しています。
■お申込み
以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
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質問 など:(当日、印刷・配布します)