以下により開催しますので、ご参加(どなたもお立場は個人です)をお待ちしております。遠方やご都合の合わない方のために、当日資料の印刷物を参加費の半額にてお分けします。ご希望の方はお知らせ下さい。前回までの開催案内等はこちらをご覧下さい。

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第119回「交通ビジネス塾」
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■日 時
  2019年4月8日(月) 18:40(5分前までに集合下さい)

■テーマ
  鉄道における状態監視の現状と展望

■講師
  日本大学 生産工学部 機械工学科 教授
  綱島 均(つなしま・ひとし)氏
  1959(昭和34)年生れ
  83年、大阪府立大学大学院 工学研究科 博士前期課程修了、(株)神戸製鋼所入社
  95(平成7)年、博士(工学)(東京大学)
  96年、日本大学 生産工学部 専任講師、98年、同 助教授
  2004年、日本大学 生産工学部 教授(現在に至る)
  17年、日本大学 生産工学部 鉄道工学リサーチ・センター長

今回の講師は、日本大学 生産工学部 機械工学科 教授の綱島 均氏です。

綱島研究室は、交通工学・制御工学・医療工学分野の研究を行い、「車上測定データによる車両および軌道の異常検出」「営業車両を用いた軌道状態診断システムの開発」「ウエアラブルNIRSを用いた脳活動計測システムの開発と応用」といったテーマに取組んでいます。

日本大学 生産工学部は2017(平成29)年に鉄道工学リサーチ・センターを組織し、綱島氏はそのセンター長です。

日刊工業新聞のインタビューでは「鉄道工学は機械、電気、土木の境界領域。幅広く分かる人材がいないと問題が起きた時に対処できない。」と指摘され、「日本には鉄道工学科がなく、研究発表会もこれら3学会の持ち回り」という状況の中、鉄道工学リサーチ・センターは「地域・私鉄を人材育成や研究で支援する」と言います。

今回は、長年に渡る研究の成果である鉄道における状態監視についてお話をお願いします。以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。

状態監視は、これまでに様々な研究が行われてきた異常検知・分離(Fault Detection and Isolation or Identification:FDI)の一分野と考えられ、時間とともに状態が劣化するシステムに適用することができます。

状態監視の目的は、故障が発生する前に異常を検出し、その原因を特定することにあります。特に、過去からのデータの変化を分析することにより将来の状態を予測できます。

今回は、鉄道の車両や軌道の状態監視に関する国内外の開発事例を紹介するとともに、現在、地方鉄道を対象に実施している軌道状態診断システムの運用事例と成果について解説します。また、鉄道工学リサーチ・センターの最近の活動についてもご紹介します。

■場 所
  IKE・Bizとしま産業振興プラザ 6階 第2会議室(池袋駅西口徒歩7分)

■タイムテーブル
  18:40~19:20 講師による講義
  19:20~19:45 参加者の自己紹介
  19:45~19:50 休憩(軽食を用意)
  19:50~20:40 Q&A+フリーディスカッション
  20:40~21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)

■参加対象者
  職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方

■参加費
  社会人3,000円、学生1,000円、懇親会1,000円(希望者)

■「交通ビジネス塾」とは?
  交通分野の第一人者をゲスト講師としてお招きした勉強会で、ほぼ月に1回
  のペースで開催しています。交通問題の解決を志す同志の出会いの場、交通
  ビジネスが生まれる場、人材育成の場となることを目指しています。

■お申込み
  以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
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質問 など:(当日、印刷・配布します)