<11/9(月)にオンラインの参加費見直し>
コロナ禍が続く中、第129,130回はオンライン開催とし好評を得ました。今回はリアルとオンラインのハイブリッド開催とし、対面の良さと遠方の方のご参加しやすさを両立させます。オンラインは聴講も設け、またご都合の合わない方に向けて後日にアーカイブ聴講できるようにします。

以下により開催しますので、ご参加(どなたもお立場は個人です)をお待ちしております。ご都合の前回までの開催案内等はhttp://www.LRT.co.jp/kbjをご覧下さい。

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第132、133回「交通ビジネス塾」
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■日 時
 2020年11月27日(金) 18:40、28日(土) 13:40
 リアル開催の会場が“密”とならないよう同内容にて2回開催

■テーマ
 路面電車活用の条件はセルフ乗車(運賃収受と乗降の分離)

■講 師
 元 名古屋鉄道(株) 副社長
 柚原 誠(ゆはら・まこと)氏
 1943(昭和18)年、静岡県生まれ
 63年、スイス・西ドイツの都市交通を調査、その後も欧州を中心に適時に調査
 67年、岐阜大学 工学部 精密工学科卒、名古屋鉄道入社
 技術研究所で鉄道車両の軽量化等の研究開発を担当
 技術部 車両課長、鳴海工場長に就き鉄軌道車両の新造・改造・保守業務を担当
 運転保安部長、取締役 交通事業本部 副本部長、岐阜運輸部長(兼務)
 96~97年度「人に優しい次世代ライトレール・システムの開発研究検討会」委員
 代表取締役 副社長 鉄道事業本部長・安全統括管理者の後2009(平成21)年退任
 技術士(機械部門)
 著書に『路面電車 -運賃収受が成功のカギとなる!?-』(成山堂書店)

今回の講師は、元 名古屋鉄道(株) 副社長の柚原誠氏です。柚原氏は名鉄の副社長を退任された後、ご本人が「現役時代に未完に終った」と言われる日本の路面公共交通の利便向上を実現すべく、精力的な活動をされています。2022(令和4)年出版予定の『鉄道百五十年史』の車両ページの執筆も担当されています。

名鉄時代から「わが国の運賃収受方式の不都合な点について皆が見て見ぬふり」と強い憤りを覚え、それを変えるべく2017年に著書を世に送りました。リアル参加でご希望の方には、著書(定価1,980円)を自筆氏名入りお礼カードとセットで特価1,500円にてお分けします。
https://amzn.to/3mjYZBp

日経新聞2018/3/14付に「路面電車LRT、運賃セルフ方式で」を寄稿されました。

東洋経済オンライン「鉄道最前線」に4編を寄稿されています。

鉄道ピクトリアル2020(令和2)年10月号に、9ページに渡る『「セルフ乗車」が西ヨーロッパに普及してから半世紀 わが国の路面電車は異端のままでよいか』を寄稿されました。

以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。

鉄道や新交通システムでは、駅舎の改集札口で運賃を収受し、ホームでは乗り降りするだけ、つまり運賃収受と乗降が分離され、乗降は全扉で一斉、短時間で済みます。一方、駅舎がない路面電車では、乗車か降車の際に乗務員が運賃収受せざるを得ず、時間がかかり、また小型車両しか使えません。そのために低速・少量輸送システムとなり、1960年代半ばから多くの路面電車が廃止されたのは当然で、今も国内で走るものは輸送システムとしては殆ど進化していません。

例えば都電荒川線、前扉に一列に並んで順番に運賃を払いながら乗車し、もう1つの扉は降車専用です。定員62人の小型車両で座席は20しかなく、年配者もなかなか座れません。降りる時は降車用扉まで車内移動が必要で、混んでいると難儀です。ベビーカーを伴って乗るのも大変です。

それに対し、スイスやドイツなどでは路面電車を長年活用し続け、一旦廃止したアメリカ・フランス・イギリスなどでは1980年代からは復活と新設が競うように相次ぐなど、海外では人気者です。わが国と諸外国の路面電車は何が違うのでしょうか。

それは、乗客のセルフサービスによる運賃収受方式「セルフ乗車」を導入し運賃収受と乗降を分離しているか否かです。分離により長さ45mや70mもの車両をワンマン運転でき、全扉で一斉に乗降しますから、乗降時間は短く、表定速度は高く、輸送力は新交通システムと互角です。こうした進化した路面電車こそがLRT(Light Rail Transit)です。わが国の路面電車とは別カテゴリーの輸送システムで、MaaSの時代に相応しい機能と利便性を具えています。

スイス・ドイツ等は戦後一貫して路面電車活用政策をとり、ハード・ソフト両面を弛まず改善しました。特に重視したのは運賃収受と乗降の分離で、車掌乗務時代は「パッセンジャー・フロー」方式、ワンマン運転後は「セルフ乗車」方式により、路面電車の機能と利便性を向上させ、今日でも都市交通システムとしてバリバリの現役です。「セルフ乗車」は1970年頃に西欧で始まり、その後、欧州全域・北米・東アジア(香港・台湾)に普及しました。

当日は、今後わが国での「セルフ乗車」導入のための議論が活発になり導入に至ることを願い、「なぜわが国では導入されないのか?」「課題は何か?」について、路面電車事業の実務経験と海外での調査見聞結果に基づきお話します。都市交通やまちづくり関係の方々ばかりでなく、ICカード・QRコード乗車券、それらの発券機や読取り機などの関係の方々にもお役に立つと思います。参加の皆様との熱い討論を楽しみにしています。

■場 所
 としま区民センター4階 会議室402(池袋駅東口徒歩7分)
 オンラインの方には入室用のURLをお知らせ

■タイムテーブル
  11/27(金)   11/28(土)
 18:40~19:30 13:40~14:30 講師による講義
 19:30~20:00 14:30~15:00 参加者の自己紹介(聴講とアーカイブでは無し)
 20:00~20:10 15:00~15:10 休憩
 20:10~21:10 15:10~16:10 Q&A+フリーディスカッション
 21:10~21:50 16:10~16:50 懇親会(自由参加、聴講とアーカイブでは無し)

■参加対象者
 職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方

■「交通ビジネス塾」とは?
交通分野の第一人者をゲスト講師としてお招きした勉強会で、ほぼ月に1回のペースで開催しています。交通問題の解決を志す同志の出会いの場、交通ビジネスが生まれる場、人材育成の場となることを目指しています。

■参加費
今回から懇親会と一体の料金とします。リアル参加では、弁当の配布をやめて持込み自由とし、お茶と菓子類を用意します。公平性を期すため、懇親会のビールは有料とします。
 リアル参加・オンライン参加:社会人4,0003,000円、学生1,000円
 オンライン聴講・アーカイブ聴講:社会人3,0002,000円、学生1,000円

■お申込み
オンライン参加・聴講の方は、https://lightrail.stores.jpへアクセスして必要事項を入力し、クレジットカード等にて参加費をお支払い下さい。リアル参加の方(参加費は会場払い)は、以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。いずれへもプレゼン資料をお伝えし、事前質問をお受けします。
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